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中区・西区・南区 社会

公開日:2024.02.29

中区の医院
バス事故の負傷者を救護
磯子消防署長から感謝状

  • 贈呈式の様子(中央は新妻院長)

 医療法人真正会新妻クリニック=中区根岸町=の新妻正道院長ら3人が、路線バスの交通事故発生時に的確な救護活動を実施したとして2月22日、中区医師会の事務所で磯子消防署の大塚和利署長から感謝状が贈呈された。

 2023年12月20日の午後6時20分頃、磯子区東町で路線バスがガードレールなどに乗り上げる事故が発生した。発見した同病院の事務員、藤本文枝さんが、居合わせた人に119番通報を依頼するとともに院長に連絡。院長と看護師の石井明子さんが現場に駆けつけ、3人で傷病者の治療優先度を決めるトリアージや現場の対応をして救急隊に引き継いだ。

 病院に救急搬送された運転士も現在は職場復帰しているという。大塚署長は「3人による二次災害の防止や現場のコントロールのおかげで速やかな搬送につながった」と感謝を述べた。

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