みなとみらい(MM)線の車両留置場整備が進んでいる。3月14日には小林英二中区長をはじめ中区役所や中土木事務所の職員ら10数人が視察に訪れた。
小林区長らは現場スタッフの案内で、港の見える丘公園の崖下にある高さ約14m、幅約9・4m、長さ約175mのパネルに囲まれた「防音ハウス」から、現在掘り進めている横坑に入った。
先端部分にたどり着くと重機が移動したタイミングということもあり、掘削したばかりの岩盤の断面が眼前に広がった。この岩盤は、約280万年前、海に堆積した砂や泥が固まってできたものだという。
留置場は、MM線の元町・中華街駅から先、港の見える丘公園およびその周辺の地下に位置する。長さ約590mにわたり、10両編成の電車を4本留置できる機能を持つ。30年度の供用開始を目指している。
現在は、590mの本線部分を掘削するために重機などを運び込む横坑(306m)を掘り進めており、工事関係者によると横坑は残り100mほど。夏前には掘り終わる見込みという。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>