本町小学校=中区花咲町=の6年生約100人が5月15日、日本パラトライアスロン代表選手3人と交流した。
パラトライアスロンは障害の程度により、クラス分けされている。登壇した3選手は、スタンディング(立位)区分で競技を行う。ワールドトライアスロンパラランキング15位の佐藤圭一選手と同17位の安藤匠海選手は、PTS 5という軽度の障害のクラス、同9位の保田明日美選手はPTS2という重度の障害のクラスで大会に臨む(順位は5月5日時点)。
当日は、代表3人が障害のことや競技を始めるきっかけなどを交えながら自己紹介。バイアスロンとクロスカントリースキー競技の経験もある佐藤選手は、トレーニングとして取り入れていたトライアスロンを本格的に競技としてはじめ、日本代表選手に。左手に関節部欠損の障害があるが「生活に困ったことはない」と話し「競技では、タイムを早くするため、左手をうまく使えるように練習している」と紹介した。
応援メッセージも
また児童からは、大会前の緊張のほぐし方やラン(長距離走)のベストタイム、好きなアスリートなどについて質問。一つ一つの答えに興味を持って、代表選手との交流を楽しんだ。
代表選手は、5月17日、18日に開催される「2025世界トライアスロン横浜大会」に出場する。最後には、児童から代表選手へ世界大会に向けた応援メッセージをプレゼント。安藤選手は「素敵な応援に力をいただいたので、頑張りたい。早朝の競技ですが、ぜひ応援にきてください」と力強く語った。
交流会に参加した児童は「障害のある選手の話を聞き、障害について身近に感じた。代表選手の皆さんが、一つでも上の順位に行けるように応援したい」と感想を話した。
![]() 競技用の義足の付け方を説明する保田選手
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