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中区・西区・南区 コラム

公開日:2025.08.07

地元奉仕団体 新会長の横顔 Vol.3

50周年で一致団結

 来年6月12日に50周年を迎える。「クラブが一致団結できるよう、自分はまとめ役に徹したい」と宣言。先輩たちが築き上げてきた伝統と地域に対する熱い思いを胸に「次の100年に向けた架け橋になれたら」と力を込める。

 長年継続している中区の小学生のための音楽会、障害者作品展、3世代卓球大会を活動の柱に据え、姉妹クラブを通じた海外支援も積極的に行う。「会員が宝。今期は懇親会を毎月行いたい」と話し、スキーや舟釣りなどのイベントを予定。会員増強には、自然とメンバーが増えるような楽しいクラブの雰囲気作りが大切だと考えている。

「アイデアで変化を」

 「資金援助のみの活動は極力しない」を掲げる。昨年に続きフィリピン・セブ島に足を運び、貧困地域の教育支援を行う予定だ。さらに今年度は、現地の団体を呼び、現場の問題や現状を話してもらう卓話の開催を検討。ローターアクトやインターアクトの若者にも参加を呼びかける。

 「国際、社会、青少年などの奉仕活動を掛け合わせ、今まではない動きをしたい」と話す。流れを変え、多くの人を巻き込むことで認知度向上にもつなげていく。

 「関わる人や対話の機会を増やし、アイデアの新陳代謝を促す。新しい活動の芽が生まれる年になれば」と抱負を語る。

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