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公開日:2025.08.07
ブラインドスキー
県拠点のクラブが40周年
視覚障害のある人とない人が一緒にスキーを楽しむ「かながわブラインドスキークラブ」(矢部健三会長)は7月26日、クラブ結成40周年の記念パーティーをローズホテル横浜で開いた。会員や関係者など72人が参加し、40周年を祝った。
一緒に滑り楽しむ
ブラインドスキーは、視覚障害のある人とない人が一緒に滑るもの。視覚障害がない人がゲレンデの状態や方向、障害物など安全確保のために必要な情報を途切れることなく声をかけながら楽しむスポーツだ。
同クラブは「すべての人に雪山の感動を」をテーマに1985年に結成。日本では一番歴史あるブラインドスキー団体だ。現在は、156人の会員が所属する。年3回、全国各地でスキーツアーを主催し、毎回約40人が参加。技術の向上はもちろん、人と人との絆を深める時間となっている。視覚に障害がないパートナーも募集。かながわ県民活動サポートセンターで10月18日(土)と11月8日(土)に予定している。
記念パーティーでは、視覚障害者によるスピーチや活動を記録した映像の上映を行った。矢部会長は「先輩方や会員たちのおかげで40周年を迎えられたこと、感謝したい。ブラインドスキーの楽しさを今後も伝えていきたい」と話した。
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