中区・西区・南区 コラム
公開日:2025.08.14
地元奉仕団体 新会長の横顔 Vol.4
原点回帰をテーマに
会長職は2度目。1度目は、コロナ禍だった。今年度は会員30人をまとめる立場となり「社会の動きがコロナ以前に戻った中で、クラブの顔ぶれも変わり、より重責を感じています」と襟を正す。「よいことのために手を取りあおう」という国際ロータリーの言葉を念頭に、同クラブでは「原点回帰」をスローガンに掲げた。
入会3年未満の会員が増える中で「奉仕を通じて、様々な背景を持つ人たちと地域社会でよいことを行うという共通の使命のために活動をしていきたい」と地域に向けては、「みなみわっしょいフェスティバル」の支援などを継続していく。
「誰かの喜びのため」
掲げたテーマは「よいことのために何をする」。誰かの喜びのために何ができるか、何をするべきかを考え、実行することを主軸とする。
子ども食堂や映画鑑賞会、クリスマスプレゼントなど、青少年健全育成の取組を継続し、活動を通して「多くの人にロータリーについて知ってもらいたい」と話す。
昨年度は貧困家庭の親子に長野で体験活動の場を提供した。感謝の手紙をもらい、改めて活動のやりがいを感じた。今年度は農業体験を計画中だ。「子どもにはいろいろな経験をしてほしい。大人になり次の世代に同じように手を差し伸べてくれたら」と語る。
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