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公開日:2026.09.03

【当日参加可】「食物アレルギーは重症でも『治る』を目指せる」 専門医が講演会、9月6日横浜で開催

  • 講師を務めるアレルギーセンター長の福家医師

    講師を務めるアレルギーセンター長の福家医師

 近年子どもの食物アレルギーや重篤なアナフィラキシー、特に木の実類のアレルギーが急増しているという。

 NPO法人アレルギーを考える母の会は9月6日(日)午後1時から4時まで、横浜情報文化センターホール(日本大通り駅3番情文センター口直結)で「アナフィラキシー親子のための懇談会」を開催する。神奈川県が後援。

 同NPOによると、いまだに残る多品目除去や、エピペンを使う適切なタイミングの逸失、新・点鼻薬「ネフィ」の正しい知識など、クリニックでの短い診察や、よくある一般論の講演では解決しない課題は多いという。

 当日は、国のアレルギー疾患中心拠点病院である国立成育医療研究センター・アレルギーセンター長の福家辰樹医師を招く。「食物アレルギーは重症でも『治る』を目標にできる」と題した講演を通じ、正しい病態理解と適切な対応を学び、質疑応答で参加者の疑問や不安を具体的に解決する場も設けられる。

 同NPO代表の園部まり子さんは「お子さんやお孫さんのアレルギーで困っている方も多いと思う。関心のある方は気軽に参加してほしい」と呼びかけている。

 参加費無料、定員200人、同NPOのホームページから申込み(当日参加も可能)。資料配布が多数あるため、エコバッグの持参を。

子を思う母の苦悩原点に

 園部代表の次男は生後2カ月でアトピー性皮膚炎を発症し、その後も食物アレルギーや喘息、鼻炎、結膜炎と症状が重くなっていった。「周囲の理解は少なく、私自身が責められることもあった」と振り返る。しかし8歳のとき、かかりつけ医の紹介で専門医と出会ったことで、症状は劇的に改善したという。

 その体験をもとに、救急外来で知り合った旭区と保土ケ谷区の母親たちと1999年に同会を立ち上げた。「鶴の恩返しじゃないけど、苦しんでいる人に知ってほしかった」と語る。開催を始めてから20年。子を思う母親たちの苦しみや喜びが、今も続く地道な活動の原点となっている。

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