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公開日:2026.09.10

国際平和を発信 野城英さんが市長賞受賞

  • 市長賞の盾を掲げる野城さん

    市長賞の盾を掲げる野城さん

 横浜市の「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で、横濱中華學院=中区山下町=6年の野城英(はな)さんが、自身の経験から情報を正しく判断し差別をなくすことを訴えたスピーチで市長賞を受賞した。野城さんを含む市長賞に選ばれた児童生徒4人は「よこはま子どもピースメッセンジャー」に委嘱された。

 同コンテストは、「国際平和のために、自分ができること」をテーマに、7月21日、22日に行われた。横浜市内の小・中・特別支援学校から約5万人が参加し、各区で選ばれた代表者37人が本選に出場。市長賞を受賞し委嘱されたピースメッセンジャーの4人は、10月中旬に、ニューヨークの国際連合本部の訪問や対談などを予定している。

身近にある差別

 野城さんは、賞を取りたいとコンテストに挑み、ゆっくり話すことを意識し練習を重ねた。「自分の番が近づくと足が震えた。予想外の受賞にびっくりした」と当日の心境を話した。

 スピーチのタイトルは、「正しい情報が差別をなくす」。無意識に中国人全体を非難するような話をしたところ、父親から「非常に危ないこと」と指摘された。差別が身近にあり、なくしたいと題材に選んだ。

 野城さんは、生まれてすぐ台湾に2年、中国に2年住んだ。日本語、中国語、英語のトリリンガルで、普段から多国籍のクラスメイトと学校生活を送り、外国人だから日本人だからなどの違いは関係ないと主張する。「言語が苦手でも、話しかけることが仲良くするコツ」「差別につながる決めつけをせずに、広い視野で正しい情報か判断してほしい」と話した。10月の渡米を前に、「現地でより知識を深め、今後も平和に関わる活動に参加し発信を続ける」と意気込んだ。

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