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公開日:2026.09.03

横浜市国際交流 外国人も支援者側に 立野小地域防災拠点で講話

  • 翻訳アプリを試す参加者たち

    翻訳アプリを試す参加者たち

  • 各地域防災拠点の備蓄庫に保管されている「災害時多言語表示シート」

    各地域防災拠点の備蓄庫に保管されている「災害時多言語表示シート」

  • 支援者になってくれる外国人を呼びかけるチェックリストを配布するのもよいという

    支援者になってくれる外国人を呼びかけるチェックリストを配布するのもよいという

 立野小学校地域防災拠点の防災訓練が8月29日に行われ、同拠点として初となる「外国人とともに進める地域防災」をテーマにした講話が実施された。大和町立野、麦田町、鷺山竹之丸の3町内会から住民約90人が参加し、災害時における多文化共生と共助の体制づくりに理解を深めた。

 講師を務めたのは、公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)の由田弘美さん。由田さんは、災害時に外国人が直面する「言語」「心」「制度」という3つの壁を紹介。「電車が『不通』と聞いて『普通』と誤解するケースがある。なるべく『止まっている』と平易に伝える工夫が必要」と解説した。また「『外国人は避難所に入れない』と思い込んでいる人もいる。『大丈夫ですか』の一言が大きな安心につながる」と話した。

 また、外国人を一律に「要援護者」と捉えるのではなく、日本語が話せる人や技術を持つ人を「支援の担い手」として考える視点も示された。後半は、多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」を活用。参加者はスマートフォンを手に、言葉の壁を想定した実践的なやり取りを学んだ。

 中区の外国人人口比率は市内最大の12・6%に上る。同地区では日頃からベトナム人住民らと地域祭りで交流を重ねるなど、顔の見える関係を築いてきた。参加したタイ出身の村松紀子さんは「普段から日本人の友人が多く不安はない。いざという時は支援者として地域に協力したい」と話した。

 外国人住民の防災相談等はYOKE【電話】045・222・1173。

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