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9月3日から永田南の「ぽれぽれ」で書道作品展を開く 中尾 泉さん 中里在住 48歳

掲載号:2018年8月30日号

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文字に気持ちを込めて

 ○…重度の知的障害があるが、12年間書道を習い、作品を書き続けている。9月3日から「ぽれぽれ」で12回目の個展を開催する。習字が好きかを聞かれると「大好き」と満面の笑み。現在は月1回、港南区にある障害者対象の書道教室に通い、楽しみながら書と向き合う。教室がある日は、どんな悪天候でも行こうとする。母親の松江さんによると、文字や文章の意味は理解できていないという。それでも、手本の文字の形を見て、講師と松江さんが身振り手振りを使いながら説明をすると、気持ちや雰囲気を読み取り、作品を仕上げている。

 ○…中里で生まれる。1歳半の時の予防接種で脳にダメージ受け、障害が残った。書道との出会いは、港北区で行われた障害者向けの体験会に参加したこと。席に座るとすぐに「夢」という字を楽しそうに書いたという。自身の書く作品にはファンも多く、「見ると元気をもらえる」と作品集を仕事場の机に入れている人もいるほどだ。

 ○…2年前、松江さんが心臓の手術を受けた。術後のリハビリや治療で個展の開催準備が進まず、中止を考えた。しかし、ぽれぽれの職員や、個展を毎年見に来てくれる人の声援もあり、開催を続けることにした。例年、開催後には「元気が出た」「感動した」などの感想が多数寄せられ、それらが自身や家族の励みになっている。

 ○…現在は障害者就労支援施設に通い、軽作業を行う。施設での活動も「楽しい」と笑顔。松江さんの勧めで帰宅後は毎日トランプの「七並べ」を3回行うことが日課。松江さんは「本当に多くの人に支えられていることに感謝している」と話す。感謝の気持ちと書道へのひたむきな姿勢で、これからも心のこもった作品を生み出していく。

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