市会議員 渋谷たけしが歩く「横浜の現場」【4】 活動報告 スポーツ通したまちづくり 横浜DeNAベイスターズ・岡村社長に聞く
各分野の方にお話を伺い、政策提案などに生かす取り組みの第4回です。今回は市民の誇りともいえるプロ野球「横浜DeNAベイスターズ」と「横浜スタジアム」の代表を務める岡村信悟社長にスポーツを通したまちづくりについて聞きました。
渋谷 横浜DeNAベイスターズは2017年1月に「横浜スポーツタウン構想」を打ち出しました。この構想について教えてください。
岡村社長(以下、岡村) 横浜スポーツタウン構想は、スポーツを軸としたまちづくり、産業創出を進めるものです。
渋谷 構想の中心となる横浜スタジアムは東京五輪の野球・ソフトボールの会場になりますね。
岡村 私たちがお預かりしている横浜スタジアムは昨年、開設40周年を迎えました。横浜の歴史の中で、ハマスタは地域に欠かせない施設だと感じています。現在、増築を進めています。五輪は横浜を世界に発信できる機会であり、閉じた球場ではなく、街に開かれたにぎわいを作りたいと考えています。今までの概念を超えた都市空間を作りたいと思っています。
ハマスタからにぎわいを
渋谷 来年、市庁舎が移転し、関内駅周辺が大きく変わります。
岡村 私たちは民間企業ですが、横浜スタジアムという地域の公共財を持続的に預かる者として、目先の利益ではなく、30年、50年先のまちづくり、都市空間づくりを進めていかねばなりません。ハマスタがまちとつながり、365日、にぎわっているようにしたいです。
渋谷 野球をはじめとするスポーツの魅力をどう考えていますか。
岡村 「スポーツ」の語源は「気晴らし」だと言われています。ルールに基づいて争う人間的な営み、遊びですが、そこにはじめて文化が成立します。スポーツをするということは、文化を作ることになります。これまで様々な文化を牽引してきた横浜は日本全体に刺激を与え、それを世界に発信していくポテンシャルがあると思っています。
渋谷 子どものスポーツ体験も大切ですね。
岡村 スタジアムで本物のアスリートの素晴らしさを見てもらえる機会をどんどん作りたいです。
渋谷 今年のベイスターズはいかがでしょうか。
岡村 球団創設70周年の節目の年。これだけのメンバーが揃ったからには、優勝争いをしなければなりません。横浜の名前を全国、世界に知らしめてほしいです。
渋谷 応援します!
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