南区版 掲載号:2020年4月16日号 エリアトップへ

井土ヶ谷中町の中華料理店「チャイナ飯店」を経営し、子ども食堂を手掛けている 鐘本 漢威(かんい)さん 永田南在住 33歳

掲載号:2020年4月16日号

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サービス精神で子を守る

 ○…父の代から約30年。店はサービス精神が旺盛なところなどが住民に愛されてきた。3月3日、新型コロナウイルスの影響で市内の小中学校が一斉休校に。給食がなくなり食事の用意に困っている家庭を救おうと、子ども食堂を始めた。300円の日替わり定食は給食同様、栄養バランスが取れたもの。白米とスープはおかわり自由で赤字覚悟だが「子どもたちの笑顔が何より」と親心をのぞかせる。

 ○…中国出身の父、台湾出身の母の下で育った。幼少期から本場の味に慣れ親しむも「料理の世界の厳しさは父を見て重々承知だった」と元々店を継ぐ気はなかったと振り返る。しかし、21歳のころ、足を悪くした父をサポートしようと保育士を退職。調理師専門学校の入学を前に、父が脳腫瘍で倒れた。準備不足のまま店主になるも、客からは「まずい」「何これ」などと酷評された。「お客さんへの申し訳なさと自分の不甲斐無さでいっぱいだった」。

 ○…”プロの味”を覚えるため専門学校に通いながら、当時横浜中華街の有名店に勤めていたシェフに弟子入り。中華を作る上で重要視されるという火力の調節や下味の付け方などを一から教わった。独り立ちして約10年、今でも自分の味を追求するため顧客の反応を見ながら日々味の改良に励む。「プロの料理人としてお店の看板を背負っている以上、より良いものを追求していきたい」と妥協はない。

 ○…ウイルスへの不安を払拭するのは妻の愛さんや店のスタッフたち。「消毒や換気を徹底してくれるので安心して営業できる」と感謝する。自身も3児の父親。「子連れの方がゆっくり食事できるよう、ゆくゆくはキッズスペースを作れれば」と語る表情は思いやりに満ち溢れていた。
 

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