南区版 掲載号:2021年3月18日号 エリアトップへ

国士舘大学の4年生で、少年野球チーム「大岡藤ノ木スワローズ」のマラソン教室の講師を務めた 曽根 雅文さん 中里出身 22歳

掲載号:2021年3月18日号

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走りで地元に恩返し

 ○…「走る楽しさを体感してほしい」との思いで、出身野球チームの子どもにマラソンの醍醐味を教え伝えた。箱根路を2度駆け抜けたスピードを披露すると、後輩たちから「格好良い」と大きな声援を受けた。「子どもたちが純粋にスポーツを楽しむ姿にほっこりしたし、元気をもらった」と笑顔を見せる。

 ○…南小時代は4年から6年まで野球に熱中。南が丘中でもプレーを考えたが、持久力に自信があることや、早稲田大で箱根駅伝に出場した父親の影響もあって陸上部へ。黙々と練習に励んだが「中学、高校は全国と無縁の選手だった」と振り返る。横浜高校から国士舘大に進学した当初は度重なるけがに悩まされたが、それが「自分を見直すきっかけになった」。厳しい練習に耐えられる体づくりを意識し、柔軟性を高めるストレッチなどを取り入れると故障の頻度が減少。箱根駅伝では3年、4年と山下りの6区を任され、ともに区間9位だった。

 ○…好物は家系ラーメンで、特に「元祖」と呼ばれる吉村家がお気に入り。「醤油の味が強めのスープと麺の相性が抜群。食べた分は清水ヶ丘公園や大岡川沿いを走ってしっかり燃焼する」と笑う。「大学4年間は町田市の寮と世田谷区のキャンパスを往復する日々だったので、本場の家系を食べると横浜に帰ってきた感じがする」

 ○…今でも野球は大好きだといい、ベイスターズのファン。「今年こそ優勝してほしい」と期待を寄せる。4月からはJR東日本で競技を続ける。「まずは5千mと1万mの自己記録を更新したい」と話し、前を向く。好きな言葉は「走姿(そうし)顕心(けんしん)」。「走る姿はその人の心を顕(あら)わす」との意味が込められている。箱根の山を下った粘り強い走りで飛躍を誓う。

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