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南区版 公開:2022年7月28日 エリアトップへ

市立大岡小学校の卒業生で、「150周年事業実行委員会」の実行委員長を務める 根本 守さん 弘明寺町在住 81歳

公開:2022年7月28日

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3つの「わ」で絆深める

 ○…「大岡Pride〜主役はいつも君たちだ。これまでもこれからも〜」というテーマのもと、保護者や教職員らとともに母校の150周年を祝福する事業を進める。7月19日に行われた記念式典では在校時の思い出を語った。「クラスメートとは固い絆で結ばれて、70余歳まで年1回クラス会が行われたほど仲が良い。いつまでも友情を大切にしてほしい」と後輩に呼び掛けた。

 ○…大岡小、南中出身の地元っ子。戦争があって「産めよ、増やせよの時代だった」と振り返り、当時小は1年から6年まで全学年12クラスあったという。「当時は早番と遅番の2部制。早番と遅番をよく間違えて欠席になったり、先生に話し声が大きいと何度も注意されたことなど、今となっては良い思い出」とお茶目に笑う。

 ○…本大岡地区町内会連合会の会長を7年間、弘明寺町山下町内会の会長は19年間務めている。大学卒業後に重電メーカーに勤めた経験から、80歳を過ぎてもパソコンでの資料作りはお手の物。和、話、輪の3つの「わ」をモットーに町内会の運営に取り組む。「和は酒をほどよく飲み交わし、気心を知り和む。話は反対意見にも耳を傾けて話を聞くこと。輪は会員と執行役員が自転車の両輪のように常にバランスを取ること」と語る。まちをリードする後進の育成が今後の目標だといい、故郷を想う。

 ○…高校時代に写真部を立ち上げてから結婚するまで、山岳写真の撮影に熱中した。「新婚旅行はスイスのマッターホルンに行った」と話し、今年6月に亡くした妻との思い出を語る。妻と守り抜いた3つの「わ」は「いつも和むこと」「会話をして理解し合うこと」「自転車の両輪のように常に助け合うこと」--。信条を貫く。

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