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南区 人物風土記

公開日:2023.07.06

ボディビルの日本選手権に2年連続出場するなど、活躍を続ける
吉岡 賢輝(まさてる)さん
宿町在勤 27歳

見せる筋肉 追求続ける

 ○…鍛え上げた肉体の美しさを争う競技で近年、目覚ましい活躍を見せる。大目標とするのは秋の日本選手権。初出場の2021年が12位、22年が10位。「身体の見せ方など、まだまだ課題は多い」というが、40代のトップクラス選手もいる世界では成長の余地を大きく残している。

 ○…相模原市出身。子どもの頃からサッカーやラグビーを経験。周囲から「いい身体してるね」と言われ、「自分はマッチョなのだと勘違いしていた」と笑って振り返る。18歳の時、すでにジムでトレーニングをしていた兄に誘われて身体を鍛え始める。「誰よりもマッチョになりたいと強く思うようになった」とベンチプレスを上げ続けた。すると、通っていた宿町の「横浜マリントレーニングジム」の会長である谷澤一矢んさんからボディビル大会への出場を勧められた。最初は人前で身体を見せることに抵抗があったが、いざ大会に出ると「自分の努力が認められ、評価されることが分かった」とのめり込むことになる。

 ○…「大会に出る度に自分の弱点が分かる」と他の選手との比較から自分を客観視。採点競技だけに、結果は相手次第という不確定要素が多く、不安がつきまとうが、ステージでは「『俺を見てくれ』と思う」と自信が身体をより輝かせる。現在はマリントレーニングジムなど2カ所で個人指導を行う合間に自身のトレーニングを積む。

 ○…秋の大目標へ向けて減量の時期。「8月の誕生日はいつもケーキが食べられない」と笑う。姉の美里さんとの男女ペアで大会優勝経験があり、2人でトレーニング法を紹介する動画も人気だ。「将来は家族でジムを開きたい」とトレーニング人口の拡大にも意欲を見せ、筋肉と同様に夢も大きく膨らんでいる。

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