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公開日:2023.12.07

南区制80周年 新しい一歩
記念式典、区民ら祝う

  • 約500人が参加した記念式典(中央は吉井会長)

 南区が12月1日に区制80周年を迎えた。同日、みなみん(南公会堂)で記念式典とイベントがあり、記念事業実行委員会の関係者や区民ら約500人が集まった。式典では区民から寄せられた写真を使った動画の発表などがあり、節目の年を祝い、次の時代へ新しい一歩を踏み出す一日となった。

 式典は「南区制80周年記念事業実行委員会」(吉井肇会長=南区連合町内会長連絡協議会会長)と南区役所が主催。同委員会の委員である町内会長や各種団体の代表者のほか、歴代の南区長、事前の募集に応募した区民らも参加。来賓として、菅義偉衆議院議員も出席した。

 あいさつの中で同委員会の吉井会長は「この1年、記念事業に取り組む中で、区民の皆さんが南区の歴史を振り返り、魅力を再発見することにつながった。南区が次の時代への新しい一歩を踏み出していきたい」と区制80周年を契機に、安全で安心できるまちづくりへ力を尽くしたいとした。

 出席した山中竹春市長は、横浜市大教授時代、センター病院に勤務し、横浜橋通商店街で食事をしていたことを紹介した上で「南区の魅力を高め、一層、活気と愛着を感じてもらえるように努力したい」と語った。

区民の写真で動画

 区民らが撮影した思い出の写真をつなぎ合わせて作った「#みんなでつくる南区動画」も発表された。SNSや郵送で集まった約700枚の写真の中から昔の風景やイベントの様子を「南区音頭」に合わせて映し、新たにラップ調の歌詞を追加。この動画は今後、区のサイトで公開される。

 式典の後は記念イベントが行われ、南区で生まれ育った落語家・桂歌丸さんの弟子である歌助さんと枝太郎さんが出演。トークショーで歌丸さんの思い出や歌丸さんの自宅そばにある横浜橋通商店街の魅力を語り、それぞれが落語を披露した。最後は久良岐太鼓の演奏で締めくくられた。

 式典を終え、吉井会長は「節目の年が思い出に残るものになったのでは」と振り返り、81年目の南区がスタートした。

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