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南区 人物風土記

公開日:2024.01.25

1月から一般社団法人横浜青年会議所の第73代理事長に就任した
萩原 幸雄さん
中区在勤 39歳

全力で打ち込み「躍動」

 ○…市内の若手経済人による横浜青年会議所(横浜JC)の2024年度の舵取り役を担う。今年度のテーマは「躍動」。「無限の可能性を信じて、勇気をもって挑戦すること」と定義し、今年は新たに「ウェルビーイング推進委員会」を立ち上げた。循環型経済を推し進め、環境に配慮した住みやすいまちづくりを進めていく。

 ○…入会のきっかけは、横浜JCに所属していた勤務先の社長に誘われたこと。所属メンバーは経営者が多く、「サラリーマン会員は珍しいんですよ」とはにかむ。14年に入会し、21年に横浜開港祭の実行委員長を務めた。コロナ禍で現地に人数制限がある中、毎年恒例の花火を市内18区の各所で同時に打ち上げたり、約300人が集まる市民合唱は事前に撮影した動画を組み合わせて現地とYouTubeで生配信を行った。「やるからには全力で」をモットーに実績を重ねる。

 ○…栄区出身。小学3年生からサッカーに打ち込んできたスポーツ好き。全国のJCで実施するサッカー大会では横浜JCチームが13、16、17年と3回優勝しており、17年の大会ではキャプテンを務めた。高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、東戸塚にある専門学校へ。卒業から約10年間同校に勤務。17年に現在勤務する中区麦田町の材木店に転職し、営業の仕事に従事している。

 ○…15年の横浜開港祭で「公開プロポーズ」をして結婚。休日は小学1年生と2歳の子どもと一緒に買い物をするなどしてリフレッシュ。「長男はサッカーよりも野球の方が好きなんです」と苦笑い。自宅では家事や料理を積極的に行う一面も。規定によりJCは40歳で卒業。「あと1年。テーマの通り、生き生きと活動できる場所にしたい」と力強く語る。

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