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保土ケ谷区版 公開:2013年2月28日 エリアトップへ

新井中の学校・地域コーディネーター「A.S.C.C.」の代表を務める 高橋 由美子さん 新井町在住 52歳

公開:2013年2月28日

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地域と学校の架け橋として

 ○…イベント等を通して学校と地域を繋ぐ役割を担う「学校・地域コーディネーター」。新井中に導入された6年前から活動に携わり、コンサートやマラソン大会、地元企業から講師を招いてのキャリア教育の特別授業など、新たな取り組みを中心となって立ち上げてきた。「やっている時は大変なんですけど、苦労はすぐ忘れちゃう。子ども達が楽しいと言ってくれるのがいちばんです」と優しい笑顔を見せる。

 ○…自身は上菅田中に入学した後、在学時に新井中が創立され、転入。1期生として卒業した。当時生徒会に関わっていた経験から、現在も活動のアドバイスをするなど子ども達の取り組みを裏方として支えている。在学生の保護者が対象となるPTAとは異なり、コーディネーターは地域住民なら誰でも協力できるもの。同校を卒業した3人の息子は、既に大学生と社会人。「子ども達とは、私だけ卒業できてないねって笑ってます」と楽しそうに話す。

 ○…「なんでも首をつっこんじゃう」と自ら話すとおり、好奇心は旺盛な様子。コーディネーターの活動がきっかけとなり、現在は嘱託職員として区役所に勤務している。「職員というより、なんでも区民目線になっちゃうんですけどね」と微笑む。地域のために働く母の姿に影響されてか、最近では息子がボランティアで子ども達にサッカーを教えるようになったという。

 ○…震災後、日中も地域にいる中学生の防災面での役割に注目が集まっているため「生徒達には”自分も地域の一員”という意識を持ってほしい。それを口で伝えるのは難しいから、イベントや授業をとおして地域を身近に感じてほしいですね」と語る。目標を聞くと「特別なことをしようとは思っていない。地域は日常の場だから、居心地が良くて、子ども達が安心して帰ってこられる場所にしていければ」。地域と学校の架け橋として、子ども達に笑顔を運び続ける―。
 

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