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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2019.10.03

保土ケ谷警察署長に就任した
八木 秀夫さん
57歳

やるからには一生懸命に

 ◯…相模原北警察署長を経て、9月5日付で保土ケ谷警察署長に着任。「横浜は大都市で、その中でも保土ケ谷は『へそ』の部分だといわれている。特に多くの幹線道路があって交通量も多いので、隣接警察署との連携を強めて交通事故抑止に注力したいですね」と長い警察官人生の中で横浜市内での勤務は今回が初めてだが、意欲的に話す。

 ◯…「社会貢献したい」と考えた青春時代。その時、パトロールする警察官や幼少期に見た浅間山荘事件で機動隊が突入するシーンが自身の脳裏をよぎり、「治安を守っていく仕事に」と警察の道に。以後、機動隊や警察学校の教官、警察本部の会計など、多岐にわたる業務を歴任した。「多方面でたくさんの経験を積んできたことは財産」と話し、柔和な笑顔を浮かべる。

 ◯…小学校から剣道を始め、警察官になった後も署の代表選手として対抗戦に出場し、優勝に貢献しただけでなく、「地域に貢献できるから」と小学生を対象に少年剣道教室も行ってきた。それ以外にも、駅伝や拳銃射撃などで署の代表選手として大会に出場し、スポーツ万能な一面もうかがわせる。趣味はスポーツ観戦。特に野球は横浜スタジアムや東京ドーム、大学で野球をやっている息子の試合を見に足を運ぶという。「『神奈川高校野球の聖地』と呼ばれている保土ケ谷球場での野球観戦も楽しみ」とニッコリ。

 ◯…着任してまだ日は浅いが「区民の皆さんが地域のためにすごく協力的にしてもらっている」と体感し、「だからこそ、区民の方が住んで良かったと思えるまちするためにも、署全体が一体感を持って取り組んでいきたいですね」。何事にも「やるからには一生懸命に」をポリシーに発する言葉と表情に誠実さが滲み出ていた。

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