保土ヶ谷区薬剤師会の会長を務める 石井 泰彦さん 西谷町在勤 42歳
若さ武器に新風吹かす
○…医師会・歯科医師会・ケアマネなどの多職種と連携し医療を提供するほか、区内学校の環境衛生検査やプールの水質検査、災害医療など多岐に渡り活動する「保土ヶ谷区薬剤師会」の会長に昨年、就任した。ベテランの先輩が多く在籍する中での会長職の依頼に初めは戸惑ったものの「若いからこそできることがある」と快諾。自身が大切にする「スピード感」を武器に、フレッシュな風を吹かせている。
○…祖父母の代から続く岡沢町の「石井薬局」は創業51年を迎える。「親の背中を見て、自然と薬剤師を志していた」と話す一方「敷かれたレールの上を走っている感じはしない」ときっぱり。現在は西谷駅そばの「薬保会調剤薬局」に勤務し、地域密着で区民の健康を支える。「薬剤師は食事や運動のアドバイスなど、健康相談に乗ることもできる。困っていることや分からないことはもっと気軽に薬局に相談してほしいんです」
○…「リーダー的な役割は得意な方ではなかった」というが、そんな性格を変えたのは若手経済人の有志からなる横浜青年会議所(横浜JC)での経験だった。頭が切れる人、惹きつける話ができる人--。同世代の個性豊かな仲間と関わるうちに「負けたくない」とライバル意識が湧いた。情報の取り方や判断力、実行力、そして一番重要視しているスピード感。負けん気を原動力に培ったスキルの全てが「今に生きてますね」と懐かしそうに目を細める。
○…峯小、宮田中、光陵高校出身。趣味を聞けば「中・高・大と部活動で続けたバスケは今でもたまに」と笑顔。横浜JCの仲間と回るゴルフも楽しみのひとつだ。「あとはダーツも」。その豊かさに驚くと「意外と多趣味なんですよ」といたずらに笑った。
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