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保土ケ谷区版 公開:2021年6月17日 エリアトップへ

保土ケ谷区剣道連盟の会長に就任した 川村 敏巨さん 上菅田町在住 63歳

公開:2021年6月17日

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教え子と歩む剣の道

 ○…区内11支部、約350人を束ねるトップに就任した。会員らは公共施設や学校の体育館で稽古を行っているが、コロナの影響で施設利用にも制限がかかる。苦境に立つ中でも「今は一枚岩になる時。収束後すぐに活動を再開できるよう備えましょう」と平静だ。子どもの会員数増大にも意欲を見せ「剣道は生涯スポーツであるうえに人間性が磨ける。競技を通じて良い思い出ができるよう、大切に育てていくことこそが一番の使命」と先を見据える。

 ○…中学生の時、先輩に誘われて「何となく」入部した剣道部。それから50年、竹刀を握り続けている。「為せば成る為さねば成らぬ何事も」の言葉を胸に刻んだ剣士は2017年、全日本剣道連盟が定める段級位の最高位にあたり、合格率1%前後の「8段審査」に合格した。だがその輝かしい功績の背景には、年に2度開催される審査会を15年間一度も欠かさず挑戦し続けるという粘り強さがある。

 ○…「母校の剣道を強くするのが夢だった」。東海大学武道学科を卒業後は母校の横浜商科大学高校に勤め、剣道部顧問に就任。今年3月に退職するまでインターハイに10度、関東大会に30度導いた。「剣道の教え子は一生」。スパルタだったと振り返る当時の厳しい指導とは裏腹な優しい口調で、生徒とのかけがえのない出会いと経験を大切に語る。

 ○…40年間、指導者として子どもたちとひたすらに向き合う中でも欠かさなかった趣味は旅行と鉄道。『旅と鉄道』を愛読書にする「乗り鉄」で、各停に揺られて一人旅することも。旅先での城巡りも恒例だ。日本三景を妻と巡ったことなど思い出話を能弁に話す。「日本全国、行ったことのない県はありませんよ」。にやりと笑った。

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