神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2024年7月4日 エリアトップへ

保土ケ谷警察署の巡査部長で、「第19回世界剣道選手権大会」に出場する 高橋 萌子さん 川辺町勤務 30歳

公開:2024年7月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
高橋 萌子さん

「自分らしさ」を曲げない

 ○…イタリア・ミラノで7月4日から7日まで行われる大会には、各国の名だたる剣士が集う。そんな大舞台に4大会連続で臨み、団体戦のメンバーとして日の丸を背負う。「大学1年生で初めて出場した際、頼もしい先輩方が緊張をほぐしてくれた。今は自分がその役割を担う順番」と責任感をにじませ、若手剣士の精神的支柱となる。

 ○…新潟県出身。幼少期から水泳などの習い事を経験し、辞めなかったのが小学1年で始めた剣道だった。「相手との間合いの取り方や駆け引きなど、『一瞬』のスピードが鍵を握る競技に魅力を感じる」と剣道の醍醐味を語る。勝利に対して貪欲になったのは中学生の時。「『全国制覇』などの大きな夢を掲げる仲間たちに囲まれて刺激を受けた」と闘争心を燃やすようになった原点を振り返る。中学3年で出場した全国大会では個人戦で準優勝、団体戦で優勝。そして、インターハイでの優勝が世界へ羽ばたくきっかけになった。

 ○…モットーにする言葉は「決断」。親元を離れる寂しさを抱えながらも、剣道で高みを目指すために寮生活を選んだ高校入学前にさかのぼる。「何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない。自分の意思で『決めて、断つ』という覚悟のもと、自分の行動に責任を持ちたい」と進路を決めた。試合では対戦相手の体格などにとらわれず、積極的に懐に深く入って攻める姿勢を曲げないという。

 ○…趣味はドライブと温泉巡り。「気持ちを切り替えるべく、剣道以外のことを考える時間も大切」とほほ笑む一方、「けがのリスクが少ない趣味を選んでいる」といい、真面目な性格はここでも健在だ。「心に迷いがあれば、技も結果も出ない」―。自らの剣道を突き詰めていく。

〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

土本 美帆子さん

保土ケ谷プールの職員で、11月3日に開催される「誕生祭」の企画に携わる

土本 美帆子さん

権太坂在住 58歳

10月24日

島田 章(あきら)さん

旧くぬぎ台小学校で行われた地域防災拠点訓練の運営に大きく携わった

島田 章(あきら)さん

川島町在住 65歳

10月17日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

10月10日

及川 集雅さん

神奈川県高校新人陸上大会に出場し、男子5千m競歩の大会記録を10年ぶりに更新した

及川 集雅さん

保土ケ谷高校2年 17歳

10月3日

保要(ほよう) 民子さん

保土ケ谷区老人クラブ連合会の第12代会長を務めている

保要(ほよう) 民子さん

狩場町在住 80歳

9月19日

宇佐美 勝彦さん

和田西部町内会の会長で、9月13日から開催する「秋のお祭り」を運営する

宇佐美 勝彦さん

和田在住 80歳

9月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月20日0:00更新

  • 6月13日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook