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保土ケ谷区 コラム

公開日:2025.09.11

vol.550
ミルキーJr.モカJr.モネのほどがや
「彼岸」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む3歳のミニチュアシュナウザー。

 今年、秋の彼岸の入りは9月20日(土)、中日は9月23日(火)秋分の日。明けは9月26日(金)だよ。春は春分、秋は秋分を中日として、前後各3日を合わせた7日間を彼岸とし、この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼ぶの。

 彼岸会は、煩悩に満ちた此岸(この世のこと)から悟りの世界の彼岸(あの世のこと)に到達することを願う行事。仏教の各宗派では法要儀式を執り行い、一般的な行動としては寺院を訪れたり、先祖の墓参りをする。また、彼岸を境に、厳しい冬の寒さや夏の暑さに別れを告げる節目でもあるそうだ。

由来について

 「彼岸」の由来はサンスクリットと言われている。彼岸の行事は日本独自のものでインドや中国にはないそうだよ。聖徳太子の頃に始まり、平安時代から江戸時代にかけて年中行事となったとも言われている。

 民俗学では太陽に豊作を祈願する太陽信仰の言葉の「日の願い」が「日願」として仏教語の「彼岸」と結びついたのだろうという説もあるよ。

温暖化で暑い秋

 さて、聖徳太子のいた飛鳥時代は寒冷で夏期の最高気温も24・7度だったとか。温暖化で気温が上昇し、今年は最高気温が40度を超えると言われた。秋の彼岸とはいえ、夏の暑さに別れを告げることができるか気になるね。日中は気温が高く、アスファルトが熱くて外に出ることができないの。早く太陽の光を体中に浴びた散歩をしたいな、と思うボク。

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