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保土ケ谷区 コラム

公開日:2025.10.09

vol.552
ミルキーJr.モカJr.モネのほどがや
「ペット同室避難」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む3歳のミニチュアシュナウザー。

 先週に引き続き、保土ケ谷区役所生活衛生課の加藤係長に話を聞いた。

 ボク:「ペット同行避難」と「ペット同室避難」について教えてくださいね。

 加藤係長:はい。ペットの同行避難と同室避難を説明します。ペット同行避難とは、被災時に地域防災拠点等の避難場所内へペットと共に避難することです。避難同行を示す言葉であり、避難所内で飼い主がペットと同室で飼育管理することではありません。

 ペット同行避難は動物愛護の視点のみならず、放浪動物の人への危害防止や生活環境保全の観点からも必要な措置です。

 次に、同室避難とは、「避難場所において、屋内の部屋等、もしくは屋外に大型専用テントを設け、避難場所において飼い主とペットが共に過ごすこと」と横浜市で定義しました。

 能登半島地震の事例を受け、新たな地震防災戦略で、避難場所において飼い主とペットは共に過ごすことができる「同室避難場所」を横浜市動物愛護センターをはじめ、順次設定していくことになりました。

 市内の地域防災拠点において、飼い主とペットの避難場所として、同室避難場所の設定の検討にあたっては、人と動物の動線を区別すること、動物嫌いの方、アレルギーをお持ちの方への対策が十分に取れることを前提に、学校等拠点の管理者とも十分に調整していくことが必要になります。今後、検討していただける拠点にはより一層の支援を行います。

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