戻る

保土ケ谷区 コラム

公開日:2025.10.23

vol.553
ミルキーJr.モカJr.モネのほどがや
「秋の色」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJrモネ。瀬戸ケ谷町に住む3歳のミニチュアシュナウザー。

 秋をイメージする色と聞かれたら、皆さんは何色を思い浮かべる?

 ボクは「オレンジ色」と答えるよ。落ち葉の色、好物の南瓜の色だもの。オレンジ色はカラーセラピーでは暖かさ、明るさ、元気などを意味して、明るい気持ちにしたり、親しみやすいイメージを与えたりする効果があるそうだよ。オレンジ色の秋の花は、キンモクセイ、ノウゼンカズラ、ヒメザクロ、宿根ヒメヒマワリなど。

 日本語では橙色といわれる「オレンジ色」。中国の「代代」に由来する吉祥の象徴。元々は果物のオレンジから名づけられた色だそうだ。

 オレンジ色と青や黒の中間色の「茶色」も秋の色のイメージだね。茶色は染料として室町時代に使われ始めて江戸時代に一般的になり、温もり、自然、落ち着きなどを意味する色。そういわれてみれば、大地、木々など自然が浮かぶ色だ。

 「赤」も紅葉が代表的な秋のイメージで、なかなかインパクトのある色だ。力、情熱、自信などと同時に、怒り、警戒、危険の象徴でもある。真逆の意味を同時に持つ色だね。 

 「ベージュ」も秋の色だそう。元々は染めていない羊毛の織物の色を表した「ベージュ」。日本語では何色になるのかな。「肌色」と表現することもあるようだけれど、それには黄色みが強いような感じがする。

 色は、見た目で感じる個人差が大きいと思うけれど、イメージを伝えるにはよいツールだね。

 今日の散歩、何色の秋に出会えるかな。

 次回「木枯らし」

今日の誕生色&言葉

芥子色:不屈の精神

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

保土ケ谷区 コラムの新着記事

保土ケ谷区 コラムの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS