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公開日:2026.10.22
横浜国大ボディビル部 フィジーク学生王者に 環境克服、2選手が快挙
横浜国立大学ボディビル部の小野聡太さん(4年)と平林伯さん(同)が、9月27日に東京大学の大講堂で開催された「全日本学生ボディビル選手権大会」のフィジーク部門で優勝した。小野さんは170cm以下級を制覇。平林さんは176cm超級のほか、階級別の優勝者で競うオーバーオールも制した。同部の部員は8人で指導者がいないなど、練習環境が十分ではない中、地道なトレーニングを積み重ねて栄冠をつかんだ。
フィジークは、フィットネス競技の一つ。全身の筋肉量を競うボディビルとは異なり、上半身の筋肉が主な審査対象で、スマートなプロポーションが評価される。
今年で60回目となった同大会には、各地方予選で優秀な成績を収めた選手が出場した。2人は、9月19日に都内で開催され、総勢160人以上がエントリーした「第7回関東学生フィジーク選手権大会」の階級別などで優勝。全日本でも鍛え上げた肉体で力強いポーズを披露して頂点に輝き、横浜国大としても団体で3位に入った。
ゼロからの創部
部長を務める小野さんは、幼稚園から大学まで柔道選手としても活動。高校生の時に本格的に筋力トレーニングを始め、全国高校生ボディビル選手権大会で入賞した。
横浜国大でも競技を続けようと、2024年に友人たちと共にボディビル部を創部。部員が多い私立大学のように資金や練習環境が十分ではない中、自費製作のチラシなどで部員を勧誘した。個人でボディビルに取り組んでいた平林さんは、小野さんとの共通の友人を介して仲間に加わり、SNSでの発信に注力。その努力もあり、今年は3人の1年生が入部した。
指導者が不在のため、日頃は各自が自宅やジムで体を鍛えているが、時には神奈川大学の選手らと共に合同練習を行うこともある。小野さんは「他大学との交流を通じてモチベーションが高まり、適切なトレーニングや食事法についての知識が増えた」と振り返る。
大会が終わり、2人は競技生活に一区切りをつけた。平林さんは「後輩たちの練習に付き合うなど、今後も何かしらの形で部の発展に貢献できれば」と話す。
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