三ツ池公園 コリア祭に多くの人出 世界各国の出店も
三ツ池公園で13日と14日、韓国の伝統芸能や食文化などを紹介する「コリアマダン」が開かれた。園内のコリア庭園を中心にパフォーマンスステージや屋台が並び、にぎわいを見せた。
イベントは、地域における国際理解促進を目的に、NPO民団国際協力センターが実施しているもの。同センターでは、地域の国際協力と外国人の人権擁護のため、韓国をはじめとするアジア地域の文化交流事業や国際理解シンポジウムなどを行っている。
会場のコリア庭園は、1990年に神奈川県と韓国北西部にある京畿道(キョンギド)との友好提携の記念に造られた。庭園内では、韓国特有の資材を使った建造物などがあり、設置当初から韓国にちなんだイベントが実施されてきた。同センターの李相哲さんは、「イベントを通し庭園の存在をもっと知ってもらいたい」と話す。
両日は、特設ステージで韓国の民謡や舞踊が披露された。庭園内では、秋の豊作を祝う伝統芸能「農楽」の演技があった。見学していた区内在住の男性は、「パフォーマンスが楽しみで毎年来ている。珍しくおもしろい」と語っていた。
また屋台は、韓国をはじめ、インドネシアやスリランカなど世界各国から出店。14日には中国獅子舞やブラジルのサンバのステージもあり、国際色豊かな2日間となった。
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つるぎん27日に4月25日 |
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