神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年3月21日 エリアトップへ

横浜環境活動賞で大賞を受賞した「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」の代表を務める 吉田 洋子さん 神奈川区在住 64歳

公開:2013年3月21日

  • LINE
  • hatena

トンボで環境発信

 ○…鶴見区・神奈川区の京浜臨海部にある企業緑地などでトンボを捕獲。羽に番号をふって放ち、再捕獲場所の距離で「トンボはドコまで飛ぶか」を10年間調査してきた。小中学生にも調査体験を行うなど、企業・地域とともに活動。横浜環境活動賞で市民の部大賞と生物多様性特別賞のダブル受賞に輝いた。「工業地帯でも企業緑地や池が増えるとトンボが来ることを知ってもらい、自然や緑を増やしてほしい」と、企業や地域に伝えている。

 ○…中学・高校時代は、無口で人前に出るのが恥ずかしいタイプだった。それにも関わらず、学級委員や生徒会で活動。子ども会で人形劇を披露していた時が「人生で最も忙しくて辛かったと思う」と笑う。日本大学建築学科に進学。都市計画コンサルタントとして社会に出ると、月の半分はホテル暮らしになるほど図面片手に全国行脚。都市計画まちづくりを通して多くのニュータウンなどの整備に携わった。

 ○…市のアントレプレナー事業で誕生した調査活動。地元企業の協力で敷地内などにある緑地や池で調査が始まったが、生息している数も種類も多くはなかった。池の整備に積極的に取り組む企業にも恵まれ、現在ではシオカラトンボなどが倍以上に増え、以前は生息していなかった種類も生息するようになった。「企業の人の顔つきが変わってくると嬉しい」。活動を知らない人が偶然、番号のついたトンボを見つけて写真を送ってくれたことで移動距離が分かったこともある。

 ○…夫と2人暮らし。孫が小学校に入学するため、みなとみらいでランドセルを注文した。「ランドセルが目的かと思ったら、一番はアンパンマンミュージアムだったみたい」。仕事が好きで多忙を極めるが、たまには孫との時間を過ごしたい様子。それでも「この活動を他の区にも広めて、調査場所を増やしたい」と、トンボを通してメッセージを発信し続ける。

鶴見区版の人物風土記最新6

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

5月2日

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook