鶴見区 人物風土記
公開日:2025.12.04
30周年を迎えた新鶴見小学校コミュニティハウスで館長を務める
川田 恵利さん
江ヶ崎町在勤 69歳
周りの喜ぶ笑顔が見たくて
○…新鶴見小学校コミュニティハウスの館長を務めて7年目。扉一つ隔てた小学校からは児童たちの笑い声が響き、館内では子育て世帯やシニアが講座などを楽しむ同館。「30周年という節目を地域や学校、サークルの皆さんと迎えられて幸せです」と優しい笑顔で喜びを語る。
○…同館を含め区内12の公共施設を管理運営するNPO法人鶴見区民地域活動協会に入って約14年。これまで寺尾地区センターの副館長なども務めてきた。その原点は、子育てと介護を同時期に行う「ダブルケア」の経験だった。「子育てなどに追われ社会との接点が無くなってしまった。でも、ふいに参加した子育て支援の講座でママ友ができて、すごく励みになりました」。そこからママ友と一緒に子育てサークル「バンビ」を立ち上げ、支援講座や0歳児から参加できるクラシックコンサート「鶴見音楽祭」を主催してきた。
○…その舞台裏業務を行う中で照明や音響に興味を持ち、舞台スタッフの養成講座を受講。今も鶴見公会堂のイベントで照明係などに携わる。「学生時代にモダンバレエをしていたこともあって、舞台を作る仕事に興味があった。でも、ここまでいろいろ携わるようになり、昔の友人には『子どもを産んで性格が変わったんじゃない』って驚かれます。母は強しですね」と笑う。
○…その元気はどこから来るのか。「私なんて全然。文化協会や歴史の会など鶴見には様々な活動をしている先輩方が本当に多い。『疲れた』なんて言えません」と白い歯を見せる。コミハではシニア向け講座も増やしていきたいとし、「皆さんが喜んでくれるのが何より嬉しい。これからも『明るく爽やかな』館になるよう努力していきます」と笑顔で語った。
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