鶴見区 人物風土記
公開日:2025.12.11
消防団員の仲間と迅速な初期消火活動を行い、鶴見消防署から表彰された
瀧川 政美さん
北寺尾在住 58歳
つながり生む消防団活動を
○…9つの分団で区内全域を見守る鶴見消防団。30年以上前に第八分団に入団し、昨年からは団全体を統括する団本部へ。広報委員長を務め、休日も区内のイベントなどで団のPRに奔走する。「興味を持ってもらうため、まずは話を聞いてもらうことが大事。子どもたちに喜んでもらえるように、最近はバルーンアートにも挑戦しています」と笑顔を見せる。
○…東京の浅草で3人兄妹の次男として生まれた。実家は言問通りで花屋を営んでいて、小さい頃から手伝いで入り、花の手入れや扱いを覚えた。高校卒業後は修行のため別の花屋に就職。そこで妻と出会い、22歳で婿入りする形で鶴見に移り住んだ。「実家では目の前をバスが通ると家が揺れたり、何かと騒がしかった。北寺尾は虫の声が聞こえるほど静かで新鮮でした」とほほ笑む。そして、造園業者として忙しい日々を送る中で、27歳の時に仲間5人と第八分団に入団。「『消防操法訓練会に参加する若手を探している』と地元の方から声を掛けられて。仲間と一緒に決断しました」と振り返る。
○…趣味はゴルフで時間があればコースに出向く。「半分以上は団の仲間と行きます。いつも幹事を務めていて、元々まとめるのが好きなのかも」と笑う。日頃の訓練では「ゴルフの動きに例えて説明すると、とたんに動きが良くなる団員もいる」と笑って話し、面倒見の良さを伺わせる。
○…現在約500人が活躍する鶴見消防団。「消防団と聞くと『集まって酒を飲んでる』というイメージが残っているが、今は各自の都合で活動できる環境が整っている。私も団で出会った仲間が多く、この『つながること』の素晴らしさを多くの人に知ってもらえるよう広報に励みたい」と力強く語った。
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