横浜市 防災拠点にLPガス 災害時に活用
政令市で初
横浜市はこのほど、地域防災拠点に指定する中学校104校のうち、都市ガス供給エリアにある市内77校にLPガスボンベを新たに常備した。
もともとLPガスエリアにあった27校に加えて配備されたことで、104校全てにガスボンベが常備されたことになる。
こうした取り組みは、政令市では初めてで、ボンベは、災害時の炊き出しなどに役立てられる。
設置には公益社団法人神奈川県LPガス協会(古川武法会長)が協力した。
輸送困難時に備え
ボンベはこれまで、災害発生時に輸送されることになっていたが、東日本大震災の際、道路渋滞が発生し、物資輸送が困難になったことから市は方針を転換。あらかじめ各拠点に常備することにした。
設置されたボンベは1校あたり4本。拠点に備蓄されている炊き出し用の「ガスかまどセット」の燃料などに使われる。
今回常備されたボンベ1本で、1人1食分をおにぎり2個とした場合、避難者1000人に対して5日間食料を供給できるという。
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つるぎん27日に4月25日 |
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