鶴見区 社会
公開日:2014.08.21
鶴見区内火災件数
過去10年で最悪ペース
市内ワースト更新中
鶴見区内の火災発生件数が、今年に入り、74件(7月31日現在速報値)と過去10年で最悪のペースで増えていることがわかった。
鶴見消防署(高松益樹署長)によると、発生件数は前年同期から21件増加しての市内ワースト。2番目に多い南区の59件を大きく引き離している現状だ。
区内の自治連合会別でみると、火災件数が最も多いのは鶴見中央地区、大黒ふ頭・末広町等の9件。人口一万人あたりの出火件数を指す出火率では小野町地区が14・48(4件)、潮田中央地区が11・05(5件)と高い数値を残している。
日常生活から注意を
火災原因では放火(疑いを含む)が21件、たばこ14件、電気関係が7件と続いた。
同署の二本木純一予防課長は、増加の要因の一つとして放火があげられるとしながらも「ちょっとした油断から発生している火災が多い。ごみを夜に出さない、たばこのポイ捨てをやめる、コンセントを清掃するなど、日常生活から注意することで火災を減らすことはできる」と呼びかけている。
一方で、焼損面積は507平方メートルと、昨年比で180平方メートル減少しており、死者数も5人から0人となった。
火災件数が増加しながらも改善されるという現状に、二本木課長は「火災が早期発見され、すばやく通報されるようになってきている。引き続き住宅用火災警報器の設置を呼びかけたい」と話している。
ピックアップ
意見広告・議会報告
鶴見区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











