キリンビール横浜工場で11月12日、同工場関係者や生麦第一、第二地区連合会、市水道局などによる災害時のための合同給水訓練があった。
同工場と市は、1982年から、災害時に市や区の要請により、住民らに飲料水を提供する協定を結んでいる。訓練は、その協定に基づいて毎年実施されているもの。横浜工場では、工場内の給水タンクに常時500t貯蔵。一人一日200リットル換算で、約2500人分の給水が可能という。
今年は、生麦第一、第二地区自治連合会や、隣接する神奈川区の子安通三丁目自治会などから住民ら約50人が参加。20リットルのポリタンクや袋を使い、給水を体験した参加者からは、「重くて持てない。リヤカーや自転車が必要だ」などと声があがり、災害時の新たな課題として認識していた。
勝間田達広工場長は「いつ何時起きるかわからない。一年に一回だが、実際のときに慌てずできるはず。有事の際、一致団結して協力していければ」と話した。
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