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鶴見区版 公開:2015年1月22日 エリアトップへ

鶴見区青少年指導員協議会会長として子どもの健全育成などに尽力する 佐藤 晃さん 汐入町在住 68歳

公開:2015年1月22日

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こよなく愛す地域の為に

 ○…市から委嘱された市民が、子どもの健全育成などを目的に活動する青少年指導員協議会。鶴見では現在、各地区計137人がおり、その長を務める。1月17日には会主催の重要行事の一つ、区内全公立中学校の生徒を集めた交流の集いを無事に終えた。「自分一人じゃできない。会員のサポートのおかげで会もまとまっている」。周囲への感謝を口にする。

 ○…鶴見区で生まれ育つ。30代前半と若くして就いた指導員歴は35年ほど。「最初は何もわからず、頼まれたから入っただけ」と笑う。地区のバス旅行の仕切り役や、祭りなどイベントの中心で活動した。当時は現役まっただ中の会社員。日中、勤務先に許可を得て地域活動に汗を流した後、会社に戻って徹夜で仕事をしたこともあった。「参加した人が『楽しかった。またやって』と言ってくれてね。その声が嬉しくて」。地域での活動が好きになるほどのめり込んだ。「家庭の理解があったからこそ。女房と子どもには頭が上がらないよ」

 ○…週に数回、仲間とグラウンドゴルフの練習をするなど、「指導員の活動が息抜き」と冗談めかすが、4人の孫とのふれあいも楽しみの一つ。「就園前の孫と公園によく行くが、ママ友がたくさんできちゃって」と一笑する。4月には5人目が誕生予定で、「今からワクワクしている」と目尻を下げる。

 ○…いじめや虐待の報道を見るたび、心が痛む。「子育て世代を地域でも見ていかなくては」。そのために指導員の活動も重要だ。「言いたいことを言い合って、方向性を決めていく。できる範囲で活動を続けたい」。手を挙げれば簡単にできるわけではない役目。目の奥の志は高い。「やらせてもらっていることが有難い」。指導員の定年まであと2年。「生まれたときから地域に育ててもらった。恩返しじゃないけどね」。子どもがすこやかに育つまちを目ざしていく。
 

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