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「横浜マラソン2015」で琉球民謡を披露する 儀保(ぎぼ)輝光さん 大東町在住 52歳

掲載号:2015年3月12日号

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琉球民謡の「想い(ウムイ)」未来へ

 ○…今週日曜日にはじめて開催される市民参加型フルマラソン「横浜マラソン2015」。沖縄に縁のある区内在住者から成る(一財)おきつる協会が、首都高上の第9給水所での盛り上げ役を引き受けた。琉球民謡登川流関東支部教師として、記念すべき第一回大会で琉球民謡を披露する。「テンポのいい踊りたくなるリズムで盛り上げたい」。陽気なメロディーでランナーたちの背中を押す。

 ○…沖縄県から高校卒業後に県人会のある鶴見へ。「ある飲み屋でお客さんに『民謡はできるのか』と聞かれた。沖縄出身の自分より詳しくてショックで。三線の一曲でも覚えようと思って」。すぐさま民謡教室の門をたたいた。「厳しい何もない時代の『想い(ウムイ)』が詩に込められている」。そんな民謡の魅力に惹かれ、難曲「鳩間節」を猛練習の末わずか1年で習得。都内の塗装会社に勤めながらも、民謡の世界にのめり込んでいった。3年前に教師となり、今や300人の弟子を抱えるほどに。「自分が突っ走って苦い経験をしたから、教え子には基本からしっかり教えたい」と苦い経験を活かしてイロハを説く。

 ○…沖縄人(ウチナーンチュ)として、泡盛の晩酌は欠かさない。「水割りを飲みながら三線を弾けば、沖縄にいる気分になる」。目を輝かせてたしなみ方を熱弁する。「妻とも民謡教室で出会った」とニッコリ。娘も潮田小学校のエイサー隊に入隊しているという。「お腹の中にいる頃から三線の音色を聴かせていたからかな」。家族との絆をつないでくれた存在を、しみじみと再確認する。

 ○…「しっかりとした民謡を伝えて、沖縄文化を広げていきたい」。関心のある若者は少なく、担い手の減少に危機感を抱く。仕事や教室の傍ら、病院や老人ホームに出向き、民謡を教えるボランティアも行っている。「誰でも継承できるものではない。心を伝えられる人を育てたい」。先人たちの「想い」を音にのせ、未来へと響かせる。

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