市立東高等学校、法政大学女子高等学校、橘学苑高等学校の3校が、あす3月25日と26日に千葉県で開かれるチアリーディング・ダンスの全国大会へ出場する。
3校が出場するUSAナショナルズ全国大会は、米西海岸のチアリーディング普及団体・USAナショナルズの日本支部が主催。地区大会で基準点を突破したチームが出場し、チアとダンスの各部門で競う。
応援の精神失わず
市立東高校は、チアダンス部とダンス部が出場。
全国出場経験を重ねてきたチア部は、3年連続出場。地区予選の神奈川大会では、他チームに対しての応援を評価する「チアアップ賞」を受賞した。「誰かを応援するチア・スピリットは私たちの強み」とメンバー。当日は2年生主体の24人で結成する「SCARECROW」が出場。多久島里乃部長(2年)は、「前回は上位に入れなったので目標は1位。自分たちも楽しみ、周囲にも楽しんでもらえる演技を」と話す。
衣裳は手作り
東高ダンス部は、今回で7年連続出場。前回大会では、特別賞を受賞するなど、実績を残してきた。
今年は、10人〜12人編成の3チームが出場。それぞれオオカミなどをイメージした手作りの衣装で、本番に臨む。1年生は初の全国、2年生は最後の大会だ。「メンバー同士衝突したことも乗り越えて演技も良くなった。その力を発揮したい」と佐桐しほさん(1年)。今枝尚子さん(2年)は、「26日のファイナルまで進み、いい演技をしたい」と意気込む。
返り咲き目ざす
法女応援部は4年連続出場。13年にショーチア部門ノービス編成に初出場ながら初優勝、翌年も制し2連覇を達成した。3連覇がかかった前回は、3位入賞。今回は1位奪還が目標だ。
予選には、2年生と1年生の2チームが出場。ともに全国行きを決めたが、1年生は学内行事と重なりあえなく辞退した。夢を託された2年生は、本番へ一層集中力を高めている。「常に声を掛け合い心を一つにしてきた。楽しんで演技したい」と矢作明子部長(2年)は強い決意を示す。
過去最高狙う
創部4年目の橘学苑チアリーディング部「FORTES」は、部員12人と少数だが、出場は3年連続だ。
ショーチア部門ノービス編成に出場した2月の地区予選神奈川大会では、ノーミスで予選1位となったものの、審査員から技の連続性などを指摘された。現在は、残りわずかな期間でレベルアップを図るべく、練習に励む。練習内容から本番の構成まで、全て自分たちで考えているという同部。部長の相原沙木さん(2年)は「過去2回超えられなかった90点以上が目標。最高の成績を出したい」とチーム一丸で挑む。
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