JR鶴見駅に、再配達となった荷物を受け取るためのロッカーの設置が、検討されている。ロッカーが設置されれば、通勤・通学などのついでに荷物を確実に受け取れ、物流の効率化なども期待できる。導入を進める東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)は、6月以降1年以内に、鶴見を含む首都圏の約100駅への設置を目ざすという。
ヤマト、日本郵便と連携
設置には、日本郵便(株)・ヤマト運輸(株)と連携。駅のスペースに合わせて、各社のロッカー2台またはいずれか1台を改札外に置く。 日本郵便は、「ゆうパック」やネットスーパー等の専用便、ヤマトは同社「宅急便」を取り扱い、いずれもサイズは3辺100cm以内まで。
設置駅は、鶴見をはじめ、京浜東北線、東海道線、山手線、中央線などの首都圏の各駅が候補として検討されている。宅配受取ロッカーは他の鉄道会社でも導入されているが、複数の宅配会社のロッカーを設置するのは初めての試みとなる。
物流を効率化
近年インターネット通販の普及などにより、不在などによる再配達は増加傾向にある。宅配会社の労働力不足やトラックの余分なCO2排出などが課題となっており、受取り手段を増やすことで再配達を削減することが求められている。
JR東日本は、「利用者の利便性向上と、環境負荷の軽減につながれば」と話している。
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つるぎん27日に4月25日 |
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