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外国の子ども支援へ 鶴大生 寄付金付ペン販売

社会

掲載号:2016年9月22日号

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ペンを持つ学生たち
ペンを持つ学生たち

 外国につながる子どもたちの学習支援を目的に、鶴見大学の学生ボランティアサークルのメンバーが、きょう9月22日から、寄付金付きボールペンの販売を開始する。寄付金は、鶴見中央のNPO法人ABCジャパンが行うフリースクールの運営費に充てられる。

 取組を行うのは、鶴見大学の地域貢献ボランティアサークル「I's」(アイズ)のメンバー4人。

 寄付金付きボールペンは、文具メーカー・ゼブラ(株)が、全国各地の大学や社会福祉協議会と協働して実施するもの。同社製の筆記具にオリジナルのデザインを加え販売し、売上の一部を寄付するという取組だ。

 昨年、アイズの前身となるサークルが、この取組を利用。「つるみどりプロジェクト」と名付け、生活困窮世帯の小中学生に学習支援活動を行うNPO法人へ寄付を行っていた。

 今回学生は、それを継続する形で企画。メンバーに韓国からの留学生・李同規(イ・ドンギュ)さんがいたこともあり、外国人の子どもらを支援するABCジャパンを寄付先に選んだ。

偏見解消にピンク

 前回緑色だったボールペンは今年、ピンクにした。同サークル代表の清水浩太郎さん(文学部3年)は、「ピンクは女性の色というイメージ。差別をなくしたいと思った」とし、異国の文化への偏見解消の意味も込めた。鶴見区に住む外国人の多さなど、現状を学び、リーフレットも作成した。

 ABCジャパンのフリースクールを見学した松村勇吹さん(文学部1年)は、「日本語の理解度に差がある中で先生は一人。きめ細かくするには人手が必要で、お金がかかる」。現場を見て、支援への意欲が増した。

 1本200円(税抜)。販売には昨年同様、区内老舗文房具店・(株)マルハチ=鶴見中央=が協力。今日から店頭に置かれるほか、学生らが地域のイベントなどに出店して販売する。販売開始を前に高橋琴美さん(文学部4年)は、「なるべく多くの行事に出て、たくさんの人に現状を知ってもらいたい」と意気込む。

現状理解に期待も

 「国の助成がなくなり、資金面が厳しい中でとても助かる」。ABCジャパン理事長の安富祖美智江さんはそう話す。

 運営するフリースクールは、高校進学を目ざす中学3年生が対象。「テストは日本語。日本語と必要な教科を学ぶから大変。本当はレベルに合わせて複数の先生をつけたい」と安富祖さん。今回の取組を通し、外国人への理解が進むことにも期待している。
 

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