鶴見区版 掲載号:2016年12月22日号 エリアトップへ

団体活動への助成など、(公社)鶴見法人会の会長として地域貢献の先頭に立つ 長谷川 勝一さん 鶴見中央在勤 74歳

掲載号:2016年12月22日号

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地域に恩返し それが全て

 ○…社会貢献の一環として鶴見法人会が独自に創設した「地域振興助成事業」。このほど4年目の公募が始まった。「行政の助成などがなくなると、活動を辞めてしまう団体もある」。さまざまな思いをもって始めたはずの区民の活動。「資金がないと何もできない」。高齢者への配食サービスなど、ボランティアで多くの団体に関わる自身の経験から、その重要性はわかっていた。

 ○…祖父母が現在の潮鶴橋そばに、1914年に開業した料亭の3代目として生まれた。5人きょうだいの長男。大学時代の20歳ごろには、築地への仕入れなど、家業を手伝っていたという。67年に料亭を閉め、店の土地を利用した貸しビル業に転換したあと、急死した父の跡を継ぎ社長に就任。今は会長として現社長の弟を支える。

 ○…4期8年目となる法人会会長、地区会長を務める民生委員は12年になり、代表として運営する配食サービスは10年、鶴見中央中町会の副会長は20年以上、障害者施設の代表も担う。「急に前会長が亡くなったり、スペアみたいに頼まれる」と並ぶ肩書を自嘲する。「狭い地域で100年から商売やって、いろいろな人に世話になってきた」。地域への感謝。思いは強い。「恩返しがすべて」。やるからには一生懸命。「性格上、手が抜けなくなる。だから大変」。そう言って笑う。

 ○…地域の情報を得ようと、なるべく多くの場所に顔を出す。土日もないほど、スケジュール帳は真っ黒だが、月に一度、「休み」と書く日がある。趣味の海釣りの会に参加する日だ。小学生から始めた唯一の息抜き。「釣りのことしか考えないから良いんだろうね」。空っぽになり、英気を養って明日に向かう。今後は、特に子育てや障害者支援に力を注ぐ考えだ。どれも給料のないボランティアばかり。突き動かすのは達成感。「やっているときは大変だけど、終わったあとは充実している」。時には先頭、時には縁の下、恩返しは続いていく。

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