京急鶴見駅直結の商業施設「ウィングキッチン京急鶴見」が14日、オープンした。駅高架下に、パスタカフェ、和定食店の県内初出店を含む17店が出店。初日には入場制限となる店舗が出るなど賑わいを見せた。運営する(株)京急ショッピングセンターの松尾茂之社長は「自分のまちに出来てうれしいと感じてもらえるような施設を目ざしたい」と意気込む。
京急鶴見駅の耐震化工事にともない、旧施設をリニューアルした。駅利用客などをターゲットとし、新たに8店を入れ替えた。飲食店も和洋中などジャンルのバランスも考慮し、2階改札階にはセブンイレブンを配置。「普段使い」にこだわっている。
区内からビッグロック
区内から唯一の出店となるのは、県内外でボルダリングジムを手がける(有)ビッグロック(大岩純一社長)=獅子ヶ谷=の「ビッグロック横浜京急鶴見店」。横浜銀行側にある最も川崎寄りの区画が、飲食店に不向きだったこともあり、京急が誘致した。
大岩社長は、「天井高が必要となるため、駅前という立地はなかなかない。ふらっと寄れる店になるのでは」と、他店とは違う層への浸透に期待する。
商店街加入 協力も
オープン初日、京急電鉄(株)の原田一之社長、鶴見区商店街連合会の岡野誠一会長ら来賓が出席し、セレモニーを開催。プレゼント企画などもあり、長蛇の列となった。先頭に並んでいた潮田在住の女性は「日常の買い物は駅前が多い。近くにできて助かる」と話した。
また、リニューアル後は、施設一体で鶴見銀座商店街に加入。両者ともこれまで以上に協力していくとする。同商店街の会長でもある岡野会長は「活気が出て良い。商店街イベントの抽選券を配ってもらうなど、共存をはかっていく」と新施設オープンを歓迎した。
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