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鶴見区 文化

公開日:2017.10.26

北寺尾東部自治会
50周年で式典
柿もぎ大会も

  • 登壇する新田会長

 鶴見区北寺尾東部自治会が50周年を迎えたことを記念し、渋沢金井公園内の自治会館=北寺尾=で14日、式典が開かれた。寺尾地区7町会の会長や鶴見消防団第8分団など100人以上が集まり、盛大に行われた。

 当日は25年前から続く同公園の柿もぎ大会も同時に開かれ、近隣住民が参加。樹齢300年と言われる柿の木から竹竿を使った昔ながらの方法で収穫し、子どもたちは喜んだ。

 新田弘子会長は「50年という節目に運良く携われて良かった。素晴らしい伝統を引き継いで、また50年頑張ってほしい」と話した。

8代に渡る歴史

 鶴見区北寺尾町東部自治会は1967年に北寺尾町自治会より分離し、創立した。初代金子春雄会長から受け継がれ、現在の新田会長は8代目。81年に行われた総会では、経団連の4代目会長・土光敏夫さんや、(株)不二家3代目社長・藤井総四郎さんが顧問に名を連ねていたこともある。 

 自治会館の建設は大きな転機だった。90年、現在の会館の建設地に住んでいた故金井きみさんが自宅周辺の土地約660坪を横浜市に寄付。99年、当時の大立敏行会長らが建設実行委員会を作り、年に16回の会議を開き、資金調達に尽力。00年に自治会館が完成した。

入会者増目指して

 自治会館では2カ月に1度、お茶飲み、意見交換会が行われ、役員や地域住民の交流の場となっている他、もしもの時の避難場所としても活用できるという。現在、自治会の課題はマンションからの会員数が少ないこと。新田会長は「イベント等を通じ、多くの人に入会してほしい」と話した。

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