鶴見区版 掲載号:2017年12月21日号
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聖ヨゼフ中生 盲導犬利用者に障害学ぶ 鶴見北RCが体験を支援

教育

スタッフのデモを間近で見学する生徒たち
スタッフのデモを間近で見学する生徒たち
 聖ヨゼフ学園=東寺尾北台=の中学1年生41人が14日、区内で活動する奉仕団体・横浜鶴見北ロータリークラブ(佐久間務会長)の支援のもと、日本盲導犬協会神奈川訓練センター=港北区=を訪問し、視覚障害者や盲導犬についての体験学習を行った。

 学習は、同校の総合学習授業の一環。訪問にあたり、同クラブがバスのチャーター代や実施内容の調整等、全面的に支援している。

ロータリー発案で

 訪問は同クラブの発案によるもの。両者の付き合いは、鶴見北RCをホストとし、同校に青少年による社会奉仕クラブ・インターアクトクラブが設立されたことから始まり、10年を超す。毎年、「三ツ池フェスティバル」や「つるみ夢ひろば」に出展し、協力して募金の呼びかけなどを行っている。

 訓練センターの見学は当初、行事的な位置づけだったが、教育面での成果などを受け、授業の一環として取り入れられた。

ユーザー講師に

 生徒たちは、障害者理解のための座学や、視覚障害者の誘導体験といった事前学習を実施して訪問に臨んだ。当日は、同クラブから5人の会員もフォロー役として参加。同センター職員と、盲導犬や白杖ユーザーが講師役を務めた。

 生徒たちは、「外を安全に歩くのが仕事」「家の中では自由」「楽しんで歩いている」などと話す盲導犬ユーザーの声に耳を傾け、実際に歩くデモンストレーションを見学した。

 道に迷う視覚障害者への声かけ体験では、ユーザーが生徒らに「いきなり触らない」「盲導犬の方など、目印を言わないと誰に向けた声かわからない」などと指摘。「横断歩道は不安。みんなの声かけで勇気が出るので、積極的にかけてほしい」という要望もあった。

 授業を終えた生徒は、「事前学習にないことも学べた。街で視覚障害の方に会ったら、勇気を出して声をかけたい」と話した。

 体験を見守った佐久間会長は「学んだことは実践することが大事。みんなの成長やユーザーのためになる。思いやりの心を育んで」と生徒たちにエールを送った。

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