鶴見区版 掲載号:2018年3月22日号 エリアトップへ

江ヶ崎町内会の会長として地域をまとめる 黒川 治宣さん 江ヶ崎町在住 75歳

掲載号:2018年3月22日号

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知行合一(ちこうごういつ)で”やってみる”

 ○…新しいマンションが次々に建ち、人口増が続く江ヶ崎町。「放っておくとバラバラの町になってしまう」。危機感を感じ、サマーフェスやペット同伴の防災訓練など次々に新しい企画を練り、顔の見える地域作りのために奔走。自治会でボランティアが行っていた地域猫の活動も後押しした。「元を正せば人間の勝手。これ以上、不幸な猫を増やしたくなかった」。江ヶ崎の合言葉は「みんな一緒in江ヶ崎。みんなが安心して気持ちよく暮らせる町にしたい」。強い思いで活動を続ける。

 〇…生まれも育ちも江ヶ崎。「昔は28軒しか家がなかった」と当時を振り返る。矢向小、私立中・高と通い、大学卒業後、大手電機メーカーの人事や総務として働く。その頃から式典やバス旅行の企画など、人を動かす仕事に携わっていた。58歳の時、前任の町内会長から声がかかり、会計として活動に参加。「育った町だから良くしたいという気持ちがあった」。会長を務めて12年。「こんなに長くやることになるとは思っていなかったけどね」と笑う。

 〇…小学校の頃から野球一筋だった。始まりは、尊敬する担任の教諭が野球をやっていたこと。4番でエースを務めるなど活躍していたが、中学生の頃、投げ過ぎで肩を壊した。それでも高校・大学・社会人と野球を続けた。次第に仕事が忙しく、遠のいてはいったが、野球仲間から会社の人材を紹介してもらうなど、培ったものは大きかった。

 〇…最近は神社の世話人を新住民が引き受けてくれるなど、顔の見えるコミュティ形成が広がっているように感じている。疎遠になりがちなマンションの住民らにも必ず声を掛ける。大切にしているのは「知行合一」という言葉。「知識があってもやらなければ知らないのと一緒」という意味だ。「考えているだけでは何も変わらない。新住民の人たちにもやりたいことをまず伝えないと」。愛する地元のため、地道に活動を進める。

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