鶴見区版 掲載号:2018年4月5日号
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馬場町和太鼓クラブ「虎響」の講師を務める 山田 夢子さん 馬場出身 29歳

和太鼓で“一つ”に

 ○…「私がやりたいって駄々こねたんです」。8日に行われる和太鼓クラブ「虎響」初コンサートの仕掛け人。「10年目の挑戦。発表の場があると張り合いも出る」。普段は川崎のスタジオで受付や講師として働く傍ら、小中学校や個人のレッスンなども請け負う。時には富士急ハイランドでの練習合宿など、練習しながら楽しめる企画も考案。「子どもたちは素直。つまらないとやる気がない。太鼓を通じて楽しむが私のモットー」

 〇…馬場出身。実家からすぐの馬場小に通っていた頃、所属していた演劇クラブが6年生で廃部になったことをきっかけに、和太鼓クラブへ。以来、和太鼓の魅力にどっぷりとつかり、上の宮中和太鼓サークルは立ち上げから関わった。18才から音楽系の会社に就職。和太鼓の講師として10年ほど働いた後に独立。地元ということで声がかかり、虎響の講師を務め、10年。「和太鼓は入口が難しくない。でも突き詰めると演劇、ダンスの要素もあり、深いんです」

 〇…2歳の娘を持つ母。一時期は子育てとの両立に悩んだこともあったが、今はベビーカーを引いてレッスンへ行くなど、周りの理解に助けられている。得意の編み物で作ったぬいぐるみを娘へ贈ることも。「この前はリカちゃん人形の服を裁縫したが失敗。裁縫は向いてなかった」と笑う。

 〇…「和太鼓は音が最大の魅力であり、敵でもある」。出来る限りの防音設備施設で練習していても、音漏れなどで周囲への影響が出てしまう。「続けていくには理解が必要」。好き勝手打つと迷惑な分、調和を重んじる楽器だ。「個性ある子たちが一つになる姿を見てほしい。助けられている分、最高の演奏を届けたい」。地域の人に支えられながらその魅力を伝えていく。

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