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入船小90周年 学校、地域みんなで祝う 式典・祝賀会に関係者220人

社会

掲載号:2018年11月29日号

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あいさつする森合会長
あいさつする森合会長

 今年創立90周年を迎えた入船小学校(富岡直子校長・全校児童248人)で11月17日、記念式典・祝賀会が開かれ、地域住民や教職員ら約220人が集まり、同校の節目を祝った。

「はだしの教育」で話題に

 入船小は、1928年、潮田小学校からわかれ、横浜市濱町小学校として開校。児童数は800人を超えるほどだった。

 45年、戦災で校舎が全焼し、翌年は休校。児童は下野谷小学校に通ったという。

 「入船」の名がついたのは、小学校再興を陳情し、新校舎が完成した50年のことだった。

 76年から数年間にかけては、学校給食優良校や全日本よい歯の学校、日本PTA全国協議会からの表彰を受賞。同時期に始めた「はだしの活動」が全国メディアに取り上げられ、一世を風靡した。

100年へ、喜びの声

 式典や祝賀会を企画した創立90周年記念事業実行委員会(森合正二郎会長)は、昨年12月に周辺自治会・町内会、PTA、教職員らを中心に発足。毎月会議を繰り返し、本番を迎えたという。

 あいさつした森合会長は、すもうの土俵があったことや、はだしの教育の実践校として全国に名を馳せたことなどを思い出として挙げ、「緑豊かな学校が、ふるさととなるように、さらなる発展を祈っている」と話した。

 富岡校長は、小規模校となった現在は、1〜6年生まで兄弟のようにつながりが深いと紹介。「90年、受け継いできたバトンをしっかり受け取り、100周年に」と決意を新たにした。

 敷地内には「入船の森」と呼ばれる樹木類もあるなど、環境豊かな同校。保護者を代表し登壇したPTAの伊藤幸枝会長は、隣近所との関係が希薄と言われる現代の中でも、「入船の子は地域の大人たちから、見守られているという安心感と、いつも見られているという緊張感の中で育っている」とし、地域と良好な関係であることに謝意を示した。

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