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鶴見川花火、2年休止へ 安全確保が困難

社会

掲載号:2019年6月13日号

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森永橋方面から見た花火(写真は過去)
森永橋方面から見た花火(写真は過去)

 花火大会をメインとした鶴見区三大区民祭りの一つ、「鶴見川サマーフェスティバル」が、今年から2年間、休止となることが決まった。実行委員会は、観客の増加で会場の安全確保が困難になったことなどを理由に挙げ、6日に行われた会議の中で了承された。その後の方向性は今後検討していくとしている。

観客増、五輪も影響

 鶴見川サマーフェスは、5月の三ツ池、10月の臨海と並び、三大区民祭りと呼ばれる中で、最も歴史の古いイベントだ。

 近隣住民や企業らが主体となる実行委員会形式で企画・運営。昨年までで32回を数え、夜の花火大会の前には、模擬店や企業PRブース、コンサート、鶴見川クルーズなどを実施していた。

 今年の休止理由について実行委員会は、「昨今の観客増加に伴う激しい混雑により、安全・安心のイベント運営が年々困難になっている」と説明。来年についても、7月下旬から8月開催の東京五輪パラリンピックの影響で、警察の警備態勢が整わないことが予想されるため、2年連続の休止が決定した。

その後も検討

 サマーフェスの会場は、三角交差点から住宅街の細い路地を抜けた佃野公園と周辺の河川敷。会場規模としては三大フェスの中で最も狭く、川沿いにも住宅街が広がるため、逃げ場が少ない会場となっている。

 一方で来場者数は、近隣で花火大会が減っていることなども手伝ってか、増加傾向にあった。2年前の4万7千人から、昨年は6万人と増えている。

 休止の決定にあたっては、実行委員会の作業部会で複数回にわたり議論。「いつ将棋倒しが起きてもおかしくないほど強い混雑」などの声もあり、6日にあった今年一回目の拡大実行委員会の中で了承された。2年後以降の方向性については、再度実行委員会で検討していくとしている。

「火消さないで」

 花火大会は33年前、「みんなでまちを盛り上げよう」と、集まった地域の若手有志らが企画したのが始まり。当初からかかわり、現在委員長を務める土田和男さんは、「今年も何とかして上げたい」という胸中を吐露した上で、「長年継続してきたこと。警備の問題もあるが、2年後に再出発できれば。火を消さないでほしい」と訴えた。
 

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