神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2019年7月4日 エリアトップへ

NPO法人横浜市ボート協会の会長に就任した 弓場 常正さん 座間市在住 71歳

公開:2019年7月4日

  • LINE
  • hatena

燃え尽きるまで漕ぐ

 ○…元宮の鶴見川漕艇場を活動拠点とし、ボート競技の普及・新興に取り組み、大会を実施するなどして活動する横浜市ボート協会。新会長にこのほど就任した。「重責で荷が重い」と話すが、「明るく楽しく漕ぐことをモットーに会を盛り上げたい」と期待に満ちた眼差しを見せる。

 ○…祖父が講師、兄の友人が選手とボートは身近な存在だった。「心身を鍛えるのに良いスポーツ」と教えられており、自身も大学からスタートした。ボートは皆が同じ動きをするスポーツ。「一艇一心。チームワークで上達していくのが楽しくて」。その魅力に魅了された。しかし、全日本選手権では予選落ちなど、良い成績は残せず悔しい思いをした。社会人になっても仲間と交流を続け、53歳の時に誘われて再び乗艇。今は団塊の世代が集まるチームの代表を務め、マスターズ選手権に出るなど活躍する。「燃え尽きて、もう漕ぎたくないという人もいるが、自分は現役時代、燃え尽きてなかったんだろうね。だから長く燃え続けているのかも」

 ○…ボート以外にもゴルフや麻雀と様々な趣味を持つが「何にも上手くないんだよ」と笑う。「でも、間が抜けた3流が良い。3流には人が集まるし、人が好きだから」と気持ちいい笑顔を見せる。何より嬉しいのは仲間の喜ぶ声。「ボートを始めて生活リズムが良くなったとか、毎日が楽しくなったと聞くと、嬉しいね」。周りに気を配り、みんなが楽しいをつくる。

 ○…「いま漕げることがすごく楽しい。沢山働いてきたご褒美かな」。大好きなボート環境を守るため、普及と安全には力を入れたい。末吉橋の架け替えなど、川沿いの工事も始まる。「漕艇場と協力を密にして、安心して漕げる環境を引き続き作っていきたい」。仲間とともに、今日も漕ぐ。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook