鶴見小学校の教諭らが5月25日、校舎の教室窓に休校中で学校に来られない児童や地域に向けた応援メッセージを掲示した。メッセージは、課題として児童らに配られていた模造紙の一部をつなぎ合わせたもの。教諭らは「児童や町を勇気づけたかった」と話す。(5月25日寄稿)
掲示されたのは窓枠1枚分の模造紙32枚で作られた「がんばろうつるみ つよい つよい つるみっ子 コロナに まけるな まってるよ」という言葉。学校の外からも見えるA棟校舎の教室窓に飾られている。
「がんばろうつるみ」は教諭らが制作。その他の文字は、一クラス一文字で、児童らに課題と一緒に渡していた模造紙の一部を集めて形にした。
児童らは、何ができるかを知らされずに渡された模造紙の一部を、各々自宅で色を塗るなどしてデザインし、課題と一緒に提出した。
休校中でも、子ども同士や、学校、地域とのつながりを感じてほしいと教諭らが企画。発案した高林宏成教諭は、「集まれないけど、みんなで何か一つのものを作ることができればと思った」と話し、「児童から早く友達に会いたいという声を聞く。教員らも待っていることを伝えたい」と思いを重ねた。今月中は教室の窓に飾られ、以降は体育館に掲示する予定。
教諭らの校歌も
同校のホームページには、教諭らが歌った校歌が教室窓のメッセージの写真とともに紹介されている。取組にプラスして何か出来ないかと個別支援級の教諭が発案。シフト勤務のため、18日から20日の3日間に分かれて録音し、編集して一つにまとめた。教諭らは、「ホームページや校舎のメッセージを見て、学校への意識を高めてほしい」とした。
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