防火基準などに適合しているホテル・旅館等に交付される「適マーク」の交付式が9月23日、鶴見消防署で行われた。いずれも鶴見中央にある東横イン横浜鶴見駅東口と、ホテルメッツ横浜鶴見に交付された。
現行の「適マーク制度」は、2012年に広島県福山市で7人が死亡したホテル火災を受け、全国で始まったもの。
対象となる施設は、3階以上収容人員30人以上の宿泊施設。任意となる申請の上、消防機関の審査や消防法令、現在の建築基準法などの基準に適合していれば交付を受けることができる。
消防が認めた施設として、利用者が、安全な建物であると判断しやすくなるなどのメリットがある。市内では6月15日現在、数の多い中区、西区などを中心に、66件に交付されている。
意識向上にも寄与
鶴見消防署によると、区内で対象となるのは13施設で、そのうち今年申請があったのは、2014年から継続となる東横インと、17年から連続のメッツの2施設。これまで銀色だったメッツは、3年連続の適合となり、東横イン同様、金色のマークが手渡された。
交付された両施設は、いずれもフロントに掲示しているとし、「何よりもお客様の安心・安全が第一」と声をそろえる。
また、年に一度、消防署の調査が入ることなどから、「従業員らの防火・防災意識の向上にもつながっている」とメリットを話す。
下枝昌司署長は「安全は最高のサービスの一つではないかと思う。引き続き取り組んで頂ければありがたい」と、申請に謝意を示した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
つるぎん27日に4月25日 |
|
|
|
|
<PR>