神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2020年10月1日 エリアトップへ

鶴見銀座商店街 「5・10日(ごとおび)」に新企画 2カ月連続、来街増へ工夫

経済

公開:2020年10月1日

  • LINE
  • hatena
特典となるオリジナルのエコバッグ
特典となるオリジナルのエコバッグ

 鶴見銀座商店街(愛称・ベルロードつるみ/岡野誠一理事長)が、コロナ禍の商店街を盛り上げようと、10月と11月の2カ月、「つるぎんGOTOU(ごとう)キャンペーン」を実施する。5と0の付く「ゴトオ日」に加盟店で買い物してスタンプを貯めると、オリジナルエコバッグがもらえる企画。「何かやっているというのをアピールできれば」と意気込む。

 企画は10月5日からスタートする。開催は10月と11月のゴトオ日。同商店街の加盟店45店舗で配布するスタンプ台紙にハンコを集める。

 ハンコは1店舗500円以上の買い物で一つもらえる。買い物の際、マスク着用が押印の条件となる。

 エコバッグは、3カ所集めると引き換えられる。押印は該当する1日につき1店舗のみとし、引換日も固定するなど、期間中に足を運んでもらえるよう工夫する。

 エコバッグは、肩掛けができる大きさで、中央に「TSURUGIN×ECO」とロゴをあしらったオリジナル。男女とも持てるようにと、色はネイビーとした。

 発案した同商店街の大平憲太郎さんは、「素材もこだわった。このエコバッグを持って、また買い物に来てもらえれば嬉しい」と話す。

コロナ禍、生き残りへ努力

 京急鶴見駅そばの同商店街。2001年から毎月1回実施してきた恒例イベントも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2月から中止を余儀なくされた。商店街のようなオープンスペースでは、突発的な人の流入を防ぐことが難しいこともあり、最低でも年内は行わない方針だという。

 例年、同イベントでも1年で最も人出が多いという10月と11月。子ども向け企画などで新たな来街者の獲得にも寄与していたが、断念せざるをえなかった。

 一方で、「商店街内の個店も厳しい状況が続いている」と大平さん。自身が営む生花店も、歓送迎会やウェディング、発表会といったお祝い行事が無くなったことで、売上は大幅減となった。駅前の立地から多数ある飲食店は特に打撃が大きいとしながらも、「テイクアウトや弁当販売など、みんな努力していた」と明かし、現在のところ商店街内にはコロナでの閉店はないとする。

 同商店街は、「運営側もそれぞれ厳しく、これまで助け舟がうまく出せていなかった。コロナ禍で苦しい状況は続くが、この企画で少しでも楽しさを還元できれば」と話した。

11月恒例のちびっこ王国(写真は過去)
11月恒例のちびっこ王国(写真は過去)

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook